安化茶馬古道の古鎮:洞市老街

安化江南鎮の中心街からタクシーを拾い、洞市老街まで約1時間。2014年6月のことです。

ここは、安化黒茶の茶馬交易路のスタート場所。安化で作られたお茶を馬やラバに載せ、北方遊牧民族の地まで運ぶ古代交易の町です。石畳みの長さはおよそ500メートル。昔安化には「前郷」と「後郷」に分かれ、洞市老街はその境になっています。

丁度旧暦の端午節の日でした。昔ながらの生活は今も変わりません。

物資の輸送は馬幇(マバン)と呼ばれるキャラバン隊によって行われていました。

チリンチリン、チリンチリン~

重い荷物を背負った馬に帯びている鈴の音が風に乗って聞こえてきたような気がしました。

販売もしています。ここで10年物の陳散茶を買いました。

「白沙渓茶場」の元工場長さんが作った黒茶会社「利源隆」の本拠地は洞市老街にあります。

黒茶ワールド日本黒茶vs中国黒茶

星の数ほどある中国茶。形や製造方法、茶樹の生育環境そして健康効果、湖南の安化黒茶はひときわ異彩を放つ。「好山好水好茶」という中国の諺がある。良い山と水のある所に良質のお茶は生まれる。湖南黒茶との言い方がありますが、ここでは最も良質な黒茶の荒茶産地、「湖南安化」に焦点を当てる(Junikeda From 2015)

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