千両茶

重さ36キロ以上(正確には36.25キログラム)、長さは1.66mの円柱形の緊圧茶。1本で1000両(36.25キログラム )の重さがあるため、「千両茶」と呼ばれるようになりました。

今よく使われている中国独特の重さの単位:両。1両=50g。

千両茶の作業現場。白沙溪茶場にて

上の看板には「千兩茶採制車間」(千両茶の踏みつけ作業場)と書いてあります。


踏みつけ現場。三組同時作業中。

踏みながら縛っていきます。

「大扛dàgàng」は長い木の棒のこと。千両茶を作るのには欠かさない道具です。

荒茶を詰める作業。竹かごの内側に、竹の葉。更に棕櫚(シュロ)の皮も加えます。


出来上がった千両茶

壁に書いて内容は「千両茶賦」。千両茶の詩です。一度この千両茶作業現場を体験すると、確かに何か書きたくなる気持ちです。

黒茶ワールド日本黒茶vs中国黒茶

星の数ほどある中国茶。形や製造方法、茶樹の生育環境そして健康効果、湖南の安化黒茶はひときわ異彩を放つ。「好山好水好茶」という中国の諺がある。良い山と水のある所に良質のお茶は生まれる。湖南黒茶との言い方がありますが、ここでは最も良質な黒茶の荒茶産地、「湖南安化」に焦点を当てる(Junikeda From 2015)

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